E-mobileの最近のモデムを触ってみる機会があったのですこし調べてみた。結果を共有。
OpenBSDで試してみる
HUAWEIの多くのモデムは同じUSBベンダIDとプロダクトIDを共有しているが、今回もその例に漏れず同じIDを利用していた。OpenBSDで試してみたところ、両者とも標準的なHUAWEIプロトコルでUSBマスストレージモードからモデムモードに遷移するようだ。umsm(4)としてデバイスは認識される。pppd経由でネットワーク接続もできたようなので何の工夫もせずに普通につかえる。
メモ:D12HW
D12HWに関してはUSBのディスクリプタの文字列が壊れている部分がある。利用する分には問題はないがUSBディスクリプタの文字列を信用してデバイス認識時に画面に出力してしまうとなんだかよくわからない文字列が表示されてしまうかもしれない。
しょうがないのでOpenBSDではディスクリプタ中の文字列を信用せずにusbdevsの中の文字列を利用するようにUSB_QUIRKS: UQ_NO_STRINGSを設定しておいた。本来はD12HWだけでこのquirksが使われるようにすべきだがみんな同じベンダIDとプロダクトIDを持っているのでほとんど全部のHUAWEIモデムにこのquriksが適用されてしまっている。
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