2007年11月30日金曜日

PSoC温度計を作ってみた(その3)

コーディングと動作確認、そして完成へ

プロジェクトファイルをおいておくのでそちらを参照してください。moduleのイニシャライズをしたら、ADコンバータのデータを読み込み計算結果を合計して、平均値を出して表示します。これを繰り返すだけですね。

ADCINC_1_Start() と PGA_1_Start()でパワー指定をするときに、 HIGH以外を選ぶとAD変換や増幅時の直線性に問題が出て、データがおかしくなることがあるので注意。特に LOWPOWERはわかっていない限り選ばないほうがいいです。

書き込んだら通電してみてください。液晶の濃さは半固定抵抗でかえられるので、見やすいように調整してください。僕が最初につくったモジュールは動かない!とおもったらとても薄くなっていただけでした。

あとは、電池駆動するなり、5VのACアダプタを刺せるようにすればそのまま使えます。リファレンスをバンドギャップ電源からとっているので、電源電圧が安定していなくてもかなり正確な温度が出るはずです。
必要パーツがコネクタ類をのぞけば、 液晶表示機と半固定抵抗、温度センサ、PSOCだけというのは面白いとおもいませんか?

まあ、実際にはこの基板は共著のYUO氏からデカップリングコンデンサが足りないという厳しい突っ込みをうけてしまったわけですが、いちおうこのまま作ってもよほどのことがないかぎり動くとは思います。

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