MobileHackerz再起動日記で開発が進められている「24時間ワンセグ野郎」だが、ひと月ほど前のエントリーを見たときから「すげえ」素直に感嘆していた。「これはいけてる!」とおもって、その場でUOT-100を6本ほど買ってあった、ということからも(今はすでに入手困難だということを考えて)本当にぐっときたことは推測してもらえると思う。
ちょっと忙しくしていたので出遅れてしまったのだが、これができるということは、別のOS、たとえばNetBSDでも同じようなアプリケーションを構築できるんじゃないかとおもってやってみた、というのがこのエントリーの内容。
この3連休の時間で始めたことなので、本家の完成度には到底およばないけれど、最近一部でブームも盛り上がってきているようなのでちょっと参戦してみようと思う。
UOT-100を持っているから、といってもそれをそのまま使うのは二番煎じすぎる。本家にもなにか貢献できないかなーとおもって最近どこかで安いワンセグチューナを見かけるたびいくつかを購入してみていた。分解したり、USBのデータストリームを眺めていたりもしたのだが、まだ「これは!」という機種には出会えていない。
今回は、Log-J200をつかってワンセグ野郎をしてみることにする。
Log-J200はUOT-100と似たデバイスで、UOT-100と同様に「生TSをバス上に流している」ので、扱いが簡単だから、というのと、「まだ入手できるから」というのが理由。
いきなりkernelドライバを書いてもいいのだが、「ugenでラピッドプロトタイピング」という話も書いていたし、今回は
- NetBSD ugenをつかったユーザランドアプリケーションで実装
- ハードウェア改修なしに複数デバイスに対応
- (できればネットワークサーバ化)
先に、現状を書いておくと、昨晩から24時間(当然途中では寝ているしごはんもたべてる)くらい経過したところで、
- NetBSDで複数デバイス同時に認識
- Windowsデバイスドライバには非依存
- とりあえずチャネルは2チャンネルくらいは変更可能
- 生TSだと思われるファイルを書きだしている(けど、まだみえない)
- MPEG2TSの簡単なヘッダパーサを書いて、それなりにエラーハンドリングをできるようになりつつある
というわけで、現状報告を先にしておく。ソースをまとめたら公開予定(BSDライセンス)。
次のエントリーで解析した内容を書く予定。
週末の娯楽としては大変楽しめたし、これからもちょっと楽しめそう。がんばろう。
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