2009年1月26日月曜日

LEGO Duplo をケースに

携帯モノの工作をしたときには、そのケースに苦労することが多い。今回は本業で作っているzigbeeの携帯用ノードであるが、ちょうどいいケースを探していたときに 赤ちゃんむけのLego であるdupro シリーズがちょうどいいんでは?と思い当たり、試してみた。残念ながらレゴは単品売りが行われていないので、一番安くて普通のブロックが沢山入ってそうなものということで、緑のバケツというのを購入した。この中には通常サイズのブロックのほかに動物や人
形、車といったパーツが入っていたが、こちらは今回の用途には役に立たないので、最近激務な同僚の先生のお子さんに差し上げることにして、通常の8つ突起のあるブロックをそのまま削り込むことにした。
結果はこのように、あつらえたように申し分のないサイズとなった。今回の用途では大満足だ。

レゴの内側には噛み合わせのための形状がモールドされている。もちろん、中にモノを詰め込むためにはこのモールドは邪魔になるので切り刻むしかない。カッターとペンチと電動リュータを駆使して中身をくりぬいたところがこちら。

ブロックの内側の構造にカッターで切れ目をいれ、出来る限りペンチでもぎ取る。残った部分はリュータを使って削りこんでいって完成だ。レゴの素材はやわらかく、熱に強いので、ゆっくりカッターやリュータをつかえば思ったよりは簡単に削り込めるし、割れる心配もほとんどない。Oリングをつけるための金具はピンバイスであけた穴を拡張して利用している。こちらの金具はタカチのもので袋には70円と書いてあった。

あとは基盤の組み付けの問題は残っているが、現状では電池ケースを接着剤ではりつけ、基盤は電池に対して両面テープでとりつけた。今後はうすい普通サイズのレゴのパーツをつかい蓋をするなどといった案が考えられるだろう。

レゴを使ったケースは手間とコストはかかるものの見栄えとしても悪くないし、持ち歩きもの、インテリアものにはよいのではないだろうか。次はユニバーサル基板をいれてみようかとおもう。

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