前回はハードウェアをブレッドボード上にならべて満足したので次は簡単な実装としてgainer備え付けのボタンを押すとシャッターが切れてwebcamから写真がとれる、というものをつくってみた。基本的にはボタンだけでは面白くないがこのボタンを光電センサやドアの開け閉めに連動させればパソコンのキーボードを押してwebcamを操るのとは違うことができるはずだ。単純にボタンだけであっても長いUSBケーブルさえ用意すれば、レリーズのように遠隔でシャッターをおすことも可能だ。玄関のドアやブースの外側といったところにカメラをむけてセンサーをおけば、監視カメラとしての役割くらいは十分にこなせる。
コードは非常に簡単で写真を撮るためのcaptureオブジェクトの read をボタンが押されたときのハンドラに登録し画面に表示するだけだ。ほとんど何の処理もしていないが、サンプルコードは以下に示す。撮られた画像は画面に表示するだけなので、セーブが必要ならばそのようなルーチンを書き足す必要がある。
動作確認は OSX10.5 で内蔵の isight をつかって行った。カメラとgainerがうごけばwindowsでも動作するだろう。
この発展であるセンサーのアナログ値を使ったカメラの駆動はまた後ほどということで。
/*
capture by button
*/
import processing.gainer.*;
import processing.video.*;
Gainer gainer ;
Capture cam ;
void setup() {
size(320,240) ;
frameRate(24) ;
background(0) ;
cam = new Capture(this,320,240) ;
gainer = new Gainer(this) ;
delay(100) ;
cam.read() ;
}
void draw() {
if ( gainer.buttonPressed ) {
cam.read() ;
}
image(cam,0,0) ;
}
2008年3月12日水曜日
Gainer Clone でwebcamを操作する
投稿者 CUEICHI 時刻: 19:49
ラベル: gainer, Processing, 作ってみた, 小ネタ
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