2008年10月14日火曜日

ベリーショートなACタップ

テーブルタップのコードがからまるという問題は、古今東西あらゆる現代人が直面している問題のようで、さまざまなツールや解決案が提案されている。また、別のテーブルタップの問題としてはコンセントの口が少ないということがよくあげられる。総計1500Wの3つ口テーブルタップに、昔なら数百ワットを使うテレビやこたつといったものをつなぐのが普通だったのが、最近ではたった100W以下しか使わないゲーム機やパソコンのACアダプタを数多くつなぎたいという要求のほうが多い。

これを解決するには多口のタップを使うのが簡単だが、そう多いものは売られていない。そのため、タップは基本的にたこ足になってしまうのが一般的だが、その場合には長いコードのやり場に困る。

そこで個人的によくやっているのが、タップのコンセントを短く切断してしまう方法だ。とくにオフィスのデスクの下に転がすタップなどはデスクに磁石で取り付けることもあり、あまり長いと邪魔なだけなので、20cmくらいの長さになるようにコードを切断したものを用意している。

高級品のタップの場合にはタップ側を分解するとケーブルがねじ留めされているので、その場合にはねじを外して、コードを短く切り、もう一度ねじ止めする。普通のタップの場合には、ケーブルがハンダ付けされていたり分解できないようなネジや、接着といった方法でとめられていたりするのでその場合にはコンセント側を捨てることにして、新しいコンセントの部品をホームセンターで買ってくればいい。このときにコンセントを90度に曲がるものや回転するものなど、自分のさしたい場所にあわせてやるといいだろう。

写真は筆者のオフィスのテーブルに張り付いているタップである。真ん中が床下から生えてきているタップでそれを左右2つのタップに分岐して使っている。ただでさえ、イーサネットケーブルと電源ケーブルで混乱している机の下だが、このタップのケーブルが3mもある場合とは雲泥の差であるのは判ってもらえるだろう。

既製品を切り刻むのは抵抗があるのだろう。簡単にできる割にあまりやった話を聞かないのだが、自分の足下がおどろくほど快適になるのでぜひ試してみてほしい。

ちなみに切ってしまうと模様替えなどで長いケーブルが必要になると使えないじゃないか!と言う人もいるとおもうが、自分の手元に必要なテーブルタップの口数がかわらない以上は手元まで引っ張るものと手元でバラすものが必要なわけで、大きな問題にならないはずだ。

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